ブライダルブーケ

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ブーケの由来とまつわる言葉

結婚式で花嫁さんが式の間手にしているブーケ、結婚式が終わると参列してくれた人たちの前で投げる習慣があるあのブーケについての由来を知っていますか?

ブーケは単にウエディングドレスを引き立てるための小道具だとか、単なる花束であると考えているのなら、それは大きな間違いです。

ブーケにはきちんとした由来があり、昔々のヨーロッパで、ある男性がある女性にプロポーズするために、すぐそばにあった道端の花をサッと束ねて女性に贈ってプロポーズをしたのだそうです。

そのときには傍らにあった道端の花でしたが、その花は一生変わらない愛を誓うという証でありました。

これがブーケの始まりであるといわれている由来のお話ですが、これには続きがあります。

花束を贈られた女性は、「イエス」と答える代わりに、男性から贈られたばかりの花束の中から1本の花を抜いて、男性が着ていたシャツの胸に挿して返事をしたということなのですが、これがブートニアの由来となりました。

遥か昔のヨーロッパで行われていたこのプロポーズの一部始終は、なんて粋な光景なのだろうかと思います。

結婚式の花嫁さんのブーケと花婿さんのブートニアは、現在ではなくてはならないものとなっていますが、これが始まりなのだといわれているのです。

あまり知られていない話のようで、ブーケの由来としてはわりと確かなお話ですので、結婚式でブーケのエピソードなどを話す機会に披露すると会場がロマンティックな雰囲気に包まれるかもしれません。

ブーケはこのようなエピソードを持ったプロポーズの象徴であり、現在でもブーケにお花を使用するのは、お花には力があり、邪悪なものから花嫁さんを守ってくれる力を秘めているからであるといわれています。

無事にウエディングの日を迎えて、花嫁さんを守ってくれる花婿さんが横に寄り添っていることになれば、ブーケは花嫁さんを守る役目を果たしたので、次の女性の元へいくために、ブーケが渡されることになるというわけなのです。