ブライダルブーケ

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ブーケを長く保管するために

最近のブーケは、結婚式当日に役目を果たせばもうその用は終わりというものは少なくなっています。

ブーケといえば生花というわけではなくなって、シルクフラワーやブリザーブドフラワーなどが登場して、その技術も進んでいますので、今やブーケは長く保管しておくことができるようになっているのです。

結婚式の後のブーケトスは今でも行われていますが、ブーケトス用のブーケは別にあり、結婚式で手に持ったブーケは、こだわって準備したものなので、記念にとっておくためにブーケトスでは投げないという花嫁さんが多いのだそうです。

ブーケを、結婚式の後にも新居に飾っておくことで、いつでも結婚式の感動を思い出すことができる、とても素敵なオブジェとなります。

特にブーケにこだわりを持って、いろいろと考えてブーケを選んだ人なら、結婚式が終わった後のブーケも大切に飾っておきたいと思うのは当然の意識かもしれません。

ブーケには、移動や保管のために、ブーケケースがあり、そのケースごと保管しておくことができるようになっていて、ケースのほとんどは透明なので、そのまま飾ることもできるようにはなっていますが、ブーケケースのほとんどはシンプルな四角い形のものが多いので、少し味気ないような感じもします。

長く保管することができるブーケが増えてきているので、それと合わせておしゃれなブーケ専用のスタンドも見かけることができるようになってきました。

ブーケ専用のスタンドは華やかなブーケをさらに引き立てることができるようになっていて、飾られたブーケに存在感をもたらせてくれます。

また、ラウンド型、キャスケード型など、ブーケの形によってふさわしいブーケ専用のスタンドを選ぶことができますので、飾ってみるとしっくりとブーケが落ち着いて見えることと思われます。

ブーケを結婚式の感動を含めて長く保管しておきたいと思うのでしたら、このような効果的なブーケ専用のスタンドを使ってみることがお勧めです。

ブーケのお花選びのこだわり

ブーケにこだわる人は、もちろん結婚式当日に一番素敵な形でブーケを持つという姿を夢見てブーケを選んでいるのですが、こだわりぬいて選んだブーケをいつまでも眺めていたいということも考えてお花を選んでいることが多いようです。

ブーケを生花にこだわって選んだ場合、結婚式の後にも長期間保管するためには、そのまま水に浸けておく方法がありますが、結婚式当日のままきれいに見ることができるのは数日程度になると思われます。

生花のブーケをそのままドライフラワーにする方法もあり、ドライフラワーにするとお花の色が少し色あせてしまう感じはありますが、お水やりや乾燥の心配はなく、ブーケを長く保管しておくことができる方法となります。

ブーケを結婚式の後にも保管しておきたいと考える場合、もっともきれいに長く保管することができると考えられるのは、シルクフラワーです。

シルクフラワーは、素材が布やお花に似せた人工素材で作られている造花ですが、生花と見間違えるくらい本物のお花とそっくりで、そのようなシルクフラワーから作られる造花は、本物のようなブーケとなります。

シルクフラワーはお水をあげる心配もありませんし、乾燥に気を遣うこともありませんので、結婚式の後も飾っておくだけで手軽に長期間美しいブーケを見ることができるのです。

リザーブドフラワーで作られたブーケは、生花に特殊な加工をしていて、生花のみずみずしい感じをそのまま残して長期間楽しめるようにしてありますので、このブリザーブドフラワーで作られたブーケも、長期間保管して楽しむために向いています。

リザーブドフラワーの場合、加工を行うメーカーによって、加工に使用している薬品などに違いがありますので、ブリザーブドフラワーで作られたブーケを結婚式後も楽しみたいと考えている場合には、どのような加工がされているかということも事前に確認しておくと安心です。

ブーケにこだわるということは、ブーケに使われているお花にもこだわるということであり、長くブーケを楽しむためには必要なこだわりなのです。

TPOを考える

ブライダルブーケを選ぶときに、意外と忘れがちなのが、どのような場所で結婚式を挙げるのかという部分です。

結婚式を挙げる場所が結婚式場、ホテルなどの場合や、レストラン、ハウスウエディングなどの場合では、その会場に似合うお花も違ってくることと思います。

自分の式のスタイルに合わせてブーケ選びをすることも頭に置いておくと良いと思われます。

たとえば、籠にお花が入っているようなバスケット型のブーケは、ガーデンウエディングなどの屋外に向いていますが、屋内でのウエディングでもガーデン風の場所や屋外の雰囲気を味わいたいときに持つブーケとしてお勧めです。

ブーケ選びをするときには、予算も考えることが大切ですので、ほかのウエディングの費用とのバランスを見て、ブーケにかけることができる予算の範囲内からお花の種類や量を調整することもできます。

お花には、食べ物と同じように旬があり、季節感があるものですので、ウエディングの季節に合ったお花を使っているブーケを選ぶということも大切なことになります。

季節感があるお花でブーケを作ることは、お花そのものが最も輝いているといえますし、旬のお花なので、価格を比較的抑えて揃えることができますので、充分な量のお花を使って、ボリュームを惜しまないブーケを作ることが可能です。

また、式が終わった後でも、ブーケに使ったお花が長持ちしますので、生花の場合でもしばらくウエディングの余韻を楽しむことができます。

ブーケに季節感を出す方法は、旬のお花だけではなく、ビーズや貝殻などの小物を取り入れる方法、果物なども取り入れてブーケを作る方法などがあります。

これらのように結婚式の場所や行う季節などを考えることは大切なことですが、それらばかりを優先させて、花嫁さんがあまり好きではないお花や色を使うブーケになってしまっては、最も輝かないといけない花嫁さんが曇り顔になってしまいます。

やはり、それらの条件の中で、花嫁さんが好きな色、好きなお花、好きな香りなどの意見を取り入れたブーケの選択をすることで、晴れやかな結婚式となるのではないでしょうか。

ブーケ以外のセット

ブライダルブーケを選択するときには、ブーケ以外にセットされているものがあるかどうかを事前にきちんと確認しておくようにします。

ブーケとセットであるのか、ブーケとは別であるのかということによって、かかる費用が大きく違ってくるからです。

一般的にはブーケとブートニアは花嫁さんと花婿さんが一緒に付けるものなので、ブーケにブートニアがセットで付いているということは多いようです。

その場合には、ブーケの価格にブートニアの価格も含まれているということになりますので、ブーケとは別に費用をかけてブートニアを注文しなければいけないということがなく、安心です。

ほかに、ブーケとセットにできることがある小物としては、花嫁さんの髪に付けるヘッドドレスがあります。

ヘッドドレスは、お花を数輪だけ髪に付けるもの、ティアラなどの小物にお花を飾り付けるタイプのもの、お花をたくさん並べてカチューシャのようにして髪に飾り付けるものなどがありますが、いずれもブーケとお揃いのお花を使用することが多いので、ブーケとセットで発注することができる場合も多いのです。

特にお花をたくさん使用することになるティアラタイプやカチューシャタイプなどは、ブーケとは別に頼んでしまうと、それぞれの費用がかかることになり、割高となりますが、ブーケと一緒に発注するとセット割引などにもなるところがあります。

また、お色直しをするときには、ウエディングドレスとは違ったカラードレスや和服など、全く違った雰囲気の装いになりますので、そのときには手に持つブーケも変わります。

白いウエディングドレスに似合うブーケと、お色直し用のドレスなどに似合うブーケを別に準備しておく必要があるので、それぞれのブーケを単品で注文するのか、小物などと一緒にそれぞれセットで注文するのかを決めておくようにします。

ブーケとお揃いにできる小物類などは基本的には揃えて一緒に注文しておき、セットにしてもらうと、別々に選択したり、発注したりする手間がなくなりますし、費用面でもお得にすることができます。

ブーケ選びで困らないためのポイント

ブーケ選びで困らないためのポイント

いざ、ブライダルブーケを選ぶ段階になると、これがなかなか難しいものなのです。

たくさん並んでいるブーケの形はどれも素敵だし、どれも持ってみたいような気がするし、またどれも自分に似合っているような気がする...となってくると、数日かけてもブーケが決まらないなんてこともあり得ます。

どのようなブーケにするか、早く決まれば良いというものでもありませんが、ブーケを選択する基準があれば、それを知っておき、できるだけ自分に似合うブーケを選択できるようにしたいものです。

ブーケはその形によって大きさが違っていますので、ブーケの大きさを確認しながら選択することが必要です。

もちろん形によってもブーケの大きさは違っていますが、同じ形でも使用するお花が違うとブーケの大きさは変わりますので、特に画像や紙面などでブーケを選ぶ場合には、必ず出来上がりの大きさを確認しておくようにしてください。

ブーケで使われるお花は、お揃いでブートニアやヘッドドレスなどに使われることが多いものです。

それらの小物がブーケとセットになっているのか、また別で注文しないといけないものなのかということも確認しておけば、ウエディングの直前になって慌てることもありませんので、安心です。

ブーケの選択で重視したいのは、なんといってもドレスとの相性です。

丸くてかわいいブーケにはキュートな雰囲気のドレス、ボリュームがあり、シャープな雰囲気のブーケにはエレガントな雰囲気のドレスなど、ドレスに合ったブーケを選びます。

ブーケに使われているお花には季節感があるものですので、式を挙げる季節に合ったお花を使い、会場の雰囲気に合わせたブーケを選択し、さらには予算とのバランスも考えることが必要です。

ブーケの選び方の基準のようなものはこれらのようにいろいろとあるものですが、これらを踏まえたうえで最も大切なことは、ブーケに使われているお花や色、香りなどが花嫁さんの好みのものであるというところになるのかもしれません。

ブーケの大きさの確認

ブーケでは、バランスが良い大きさである必要がありますので、なによりも花嫁さんの身長とドレスの着丈などに合わせたものを選択することが大切です。

特に実際にブーケを目で見て選ぶのではない場合、パソコンなどの画面上やパンフレットなどの紙面上ではブーケの大きさがわかりにくいものです。

ブーケを選ぶときには、必ず実際にはブーケがどのくらいの大きさになるのかということを確認します。

ブーケの大きさは一般的な形やお花なら、だいだい20センチから30センチくらいになります。

ブーケを花嫁さんが手に持ったとき、ドレスのウエストあたりでブーケがちょうど収まるように感じる大きさであることは、バランスが良い大きさであるといえますので、ブーケの横幅がウエストの幅に収まるように選択することはとても重要です。

ブーケの大きさのバランスをとることは、花嫁さんのスタイルを良く見せるためにも大切なことになります。

たとえば、同じラウンド型のブーケであっても、そのブーケに使われているお花によっては、ブーケ全体の大きさが変わってきます。

大きさを調節したいときには、お花の選択を変えることによって、同じブーケの形でも大きさを変えることが可能になるというわけなのです。

ブーケの形の中でも、ブーケ全体の大きさが大きくなる傾向があるのは、キャスケード型やティアドロップ型などになります。

ラウンド型やボール型など、丸く形作っていくブーケは、全体的な大きさは小さめになる傾向があります。

大きなブーケは、身長が高い人やロングドレスなどに似合いますが、それとは反対に、小さなブーケは、身長が低い人やショートドレスなどに似合います。

また、生花で作られたブーケは重量感がありますので、腕力に自信がない花嫁さんが生花のブーケを持つ場合には小さめにすることがお勧めです。

アートフラワーやシルクフラワーなどの場合には、ブーケを少し大きめにしても、重量感はあまりないことが多いので、大きなブーケが希望の場合でもあまり重いブーケは持てないということなら、これらの花を選択すると良いでしょう。

プリンセスライン

比較的に小さな花を丸く半円球状にまとめたオーソドックスな定番ブーケなのです。花によってカジュアルにもフォーマルにもなるのです。

定番になりすぎるようでしたら、色などで個性を出してもいいと思います。プリンセスラインは、腰からふんわりとスカートが広がるロマンティックなデザインなのです。

そしてベルラインは、裾がベルのようなデザインなのです。どちらのドレスも、お姫様のような豪華さがあるのです。

また、重厚感や優しげな雰囲気など、素材によって雰囲気を変えれるのも魅力となっているのです。

プリンセスラインのドレスには、優雅で華のあるクレッセントブーケはどうでしょうか。

ドレスの美しいラインを壊さず、すっきりまとめるのです。

スレンダータイプのドレスには、大人のエレガンスを感じさせるアームブーケがベストです。

長さにグラデーションをつけると豪華な印象になります。

上半身はウエストまでフィットし、腰から下のスカート部分はギャザーやフレアーでやわらかくふんわりと広がったスタイルのドレスのことをプリンセスラインというのです。

エストラインをより細く見せる効果があるのです。体型を選ばず、誰にでも似合うラインなのです。

パニエの量でスカートのボリュームを調整することもできるのです。

小さな滝という意味のキャスケードタイプのブーケなのです。滝の流れを花や葉で表現したものなのです。

ある程度大きい、存在感のある花を使って、ゴージャスな雰囲気を出せるのです。ドレスに負けないボリューム感と、正統派なイメージを持つブーケがぴったりなのです。

ブーケで演出して、ドレスのふんわり感やゴージャス感を強調できるのです。

シンプルにしたい時には、スカートのラインが生きるように、ラインを生かすような花材や立ち姿がスッと見えるような小さめのブーケで雰囲気を演出出来るのです。

インパクトのある花材でアクセントをつけたり、茎のまっすぐな花材を選んでみては。

プリンセスラインは、英国国王エドワード7世妃のアレクサンドラがプリンセスであった時代に好んで着用していたことからその名付けられたようです。

優雅で可愛らしく、また上品なラインの正統派ドレスなのです。

ブーケはキャスケードやクレセントなど、豪華かつ上品な洗練された印象で流れるラインのブーケがよく似合うのです。

ラウンドブーケを縦長にして、楕円形にしたブーケなのです。

格調高い印象と優しい雰囲気を兼ね備えているのです。

またラウンドブーケよりもやや大きめな花を使い、ボリューム感があるのです。