和装ブーケ
教会で純白のウエディングドレスを纏った花嫁さんになることが小さい女の子の頃からの夢だったという方もいらっしゃるように、ウエディングドレスの花嫁さんになることは多くの女性の憧れなのです。
最近は、神宮などで、おばあさんやおかあさんの世代から日本のお嫁さんが伝統的に行なってきた日本の結婚式をあげたい、という花嫁さんも増えてきているのです。
最近はブーケを持つのが人気のスタイルなのです。手元にお花をたずさえれば、お着物が一段と引き立つのです。
まん丸にお花をあしらったボールブーケが人気となっているのです。
春はチューリップやヒヤシンス、スイートピーなど柔らかくて優しい雰囲気のお花がたくさんあるのです。
春を予感させるパステルピンクやパステルイエロー、こんな春のお花をセンスよく取り入れた和婚用ブーケはどうでしょうか。
造花のブーケは和装の時にこそお勧め出来るのです。着慣れない着物は動作が制限されるものなのです。
そんな時に生花のブーケを持つと大変するのです。生花ブーケは造りによっては重さが数キロになることもあるのです。
和装の衣装は、白無垢や色内掛けなどいろいろあるのですが、どれも日本の伝統的な美しさをもち、日本の花嫁さんを品よく美しく引き立ててくれるのです。
内掛の柄には、鶴や亀、松竹梅など、日本古来よりおめでたいとされる柄が使われており、内掛けの柄の意味などをいろいろと調べてみるのもおもしろいのです。
日本の伝統的な結婚式の姿が打掛からもうきあがってくるのです。和装ブーケのバリエーションに注目が集まっているのです。
ブーケというと、ついウェディングドレスとのマッチングばかりを考えてしまいがちなのです。
そして、和装の結婚式でも、披露宴など、花嫁さんがブーケを持って登場する場面があるのです。
和装向けのブーケはウエディングドレスのブーケとは一味ちがった和の趣があるのです。
しっとりと落ち着いた雰囲気のブーケから、最近ではかわいらしい和装アレンジのブーケもあり、ニーズに合わせて選べるようになっているのです。
和装に似合うブーケは、日本の花嫁さんをさらに美しく彩ってくれるのです。
確かにウェディングドレスとブーケとのハーモニーは、これまでにも様々なところで語り尽くされてきているのです。
白いウェディングドレスに身を包み、ブーケを手にした花嫁さんの姿は、幸せを象徴するもの、幼いころからの女の子のあこがれの対象だとも言えるのです。
シンプルなブーケ
アームブーケは人工的に形を整えずに、茎をつけたままの花を数本まとめて、自然に整えた形のブーケなのです。
基本的に、大きく広がったようなゴージャスなドレスの時は控えめな大きさのブーケを、シンプルでスラリとしたドレスを着るときは大きめのウェディングブーケを使うのです。
茎を切らずに花束風に仕上げるのが一般的で、茎の長さにグラデーションを持たせ印象に変化を与えるのが基本テクニックなのです。
一種類の花材のみで制作してもよいのです。直線的でスタイリッシュなシルエットが特徴となっているのです。
花の形をそのまま活かし、シンプルで大人っぽいイメージを演出してくれるのです。
三日月型のゆるやかなカーブのブーケなのです。気品に満ちた存在感のある花をメインに置くことで、豪華でエレガントに出来るのです。
ドレスは、トレーンの長いものやボリュームのある正統派ドレスにお似合いですゆるやかなカーブがブーケを豪華に見せてくれるのです。
シンプルなドレスを選んだら、このブーケがお勧めとなっています。逆にシンプルなドレスを着るときは、大きめのブーケを持ってドレスに華やかさを加えるのです。
アームブーケとは、腕のラインにそって、茎の部分を生かしながら細長いシルエットのデザインにしたもので、スタイリッシュなイメージはとてもシンプルなのです。
キャスケードブーケとはまた違う気品を感じさせるのです。
会場としては、少し大人っぽい、おしゃれでモダンな空間、レストランウエディングや大人っぽいコーディネートを施した会場のシックな雰囲気に合うのです。
逆に、ドレスがプリンセスラインのようなボリュームあるドレス、会場がかわいらしいカジュアルな雰囲気の場合は、花が質素に見えてしまいますので、気をつけるようにしましょう。
ボリューム感を感じるのです。袖が大きく膨らみ、胸元にデザインが施されたような豪華なドレスに特によく似合うのです。
これは大きめのブーケを持つことでドレスの持つ美しさを引き立てようというものなのです。
ラインの美しさや花や茎の表情を生かして、自然のままに束ねたウェディングブーケなのです。
そしてシンプルなドレスはブーケが持つ可憐さや美しさを一層盛り上げてくれるのです。片手で低く持つと素敵なのです。
ステムの美しい花で制作したり、野草でカジュアルに仕上げることもできるのです。
大きさとしては、クラッチブーケよりも細長く束ねてあり、カサブランカやカラーなどの背が高い花材のまっすぐな茎のラインをそのまま活かし、ごく自然な感じに束ねたデザインのブーケなのです。
キャスケードブーケ
キャスタードとは小滝の意味となっています。滝の流れのような華麗な美しさで、花嫁のブーケの永遠の定番なのです。
上半身は身体に沿ったデザインで下半身にはボリュームがあるという、プリンセスラインまたはAラインのウエディングドレスによく似合うブーケなのです。
このブーケに使われる花の代表がカサブランカ。キャスケードブーケは滝の流れをイメージした、流れるような形の定番ブーケなのです。
流れる滝のイメージ。白いウエディングドレスに合わせるのに、一番人気は白いブーケなのです。
人生の、新しいスタートを飾るに相応しい、清潔で純真な色は、花嫁さんにピッタリなのです。
他に、ほのかなピンク色のブーケは、愛らしい雰囲気をかもし出すのです。上品な形だから、とても清楚な雰囲気になります。
白とグリーンで作るのです。流れるような華麗なライン。花嫁の永遠の定番となっているのです。
ゴージャスなドレスを着るときに大きなブーケを使ってしまうと、せっかくの胸元・腰回りの華やかさを損ねてしまう可能性があるようです。
気品に満ちた存在感のある花をメインに置くことで、上品で豪華、エレガントな雰囲気を演出してくれるのです。
ウエディングドレスは、トレーンの長いものやボリュームのある正統派ドレスが良く似合うのです。
グリーンを多く使った緑のブーケは、穏やかでやさしいイメージに仕上がると思います。
白だけでなく、好きな花やイメージにあわせて、様々な色のブーケを見てみるようにしましょう。
きっとあなたに似合う色が見つかると思います。キャスケードとは、英語で小さな滝の意味を表すのです。
優雅で華やかに滝のようにブーケの花が流れ落ちるスタイルのことをキャスケードと言うのです。
持つ人をエレガントな雰囲気にさせてくれるようですのも、キャスケードなのです。
キャスケードブーケには、カサブランカの花が代表的に使われるのです。
クラッチブーケは、野に咲く花を束ねたような、自然な花の形を活かしたかわいらしいブーケなのです。
かわいらしいイメージを演出してくれるブーケなのです。
白バラのキャスケードブーケ かすみ草をポイントに入れた白バラ・ビアンカと白SPバラ・ビビアンのブーケなのです。
かすみ草は 蕾の部分があまり綺麗な色ではないのでというか、すっきりさせるために 蕾は切って咲いた白い花だけの状態で入れるのです。
ナチュラル・クラッチブーケ
クラッチは英語でぎゅっとすかむという意味。片手で持てる大きさで切り口を揃えるだけにしたナチュラルなものをクラッチブーケと呼ぶのです。
野に咲く花を束ねたような自然な雰囲気はまさにガーデンウェディングにぴったりです。カジュアルなドレスにも似合うのです。
クラッチブーケに似合うドレスとしては、肩や胸元にポイントのあるドレスや、シンプルなドレスが挙げられるのです。
このようなドレスの場合、胸元などのポイントに強調するようなブーケとして、また、シンプルなドレスのポイントとして、このクラッチブーケが活躍するのです。
集めた花を、ギュッと束ねて、わざと茎が見えるように持つブーケなのです。
結婚式で活用されるクラッチブーケ、業者ではさまざまなデザインやアレンジ、カラーのものを取り扱っているのです。
自分にはどのカラーやデザインが似合うのか、結婚式での自分の姿をイメージしながら決めるのも幸せな瞬間なのです。
オーダーメイドやセミオーダーを請け負ってくれる業者もあるのです。
切り口を揃えただけの、片手で持てるようにまとめたタイプなのです。
クラッチはつかむという意味なのです。カジュアルな雰囲気に似合うのです。 花束風に束ねたブーケのことなのです。
上からみるとラウンドブーケと形が比較的似ているので何が違うの?と感じるかも知れませんが見る角度が違うとまるで別物なのです。
あとで分割したりできるのはこちらのブーケなのです。茎の短さがカジュアルな雰囲気を醸し出すので、カジュアルめなドレスにもよく似合うのです。
このクラッチブーケの魅力は野に咲く花を束ねたような軽やかで自然な雰囲気なので、ウエディング会場としてはガーデンウエディングなどにもとても良く似合うのです。クラッチブーケとは、花材を片手で持てるくらいに小ぶりに束ねて、茎の切り口を揃えるだけにしたナチュラルなブーケのことなのです。
クラッチという言葉は、英語でぎゅっとつかむという意味となっているのです。
クラッチブーケのデザインも非常にシンプルで、花の美しさをそのまま活かすことを重視しているのです。
シンプルなだけに、派手な装飾のあるドレスや華やかなウエディングドレスにもっとも似合うブーケとも言われており、またカジュアルタイプのドレスにもピッタリはまるなど、幅広い適応性を持っているのです。ナチュラルでかわいらしい雰囲気。
どんなドレスにも似合うので、これも人気となっています。
カジュアルなイメージ強いブーケですが選ぶのにお花によってはスタイリッシュに仕上げることも出来るのです。
ブーケのオーダーメイドの方法
ブライダルブーケにこだわりを持ちたいと考える人は、人と同じようなブーケでは物足りなく感じたり、自分に似合う、自分だけのブーケを持ちたいと考えたりすることと思われます。
そのような場合には、既にパターン化されているブーケの中から選ぶというのではなく、ブーケをオーダーメイドするという方法があります。
ブーケのオーダーメイドは、ブライダルの会場などで受け付けているところもありますし、インターネットのショップでオーダーすることも可能です。
まずはオーダーメイドでブーケを作りたいという希望を伝え、どのようなブーケを希望しているのか、形やお花、色などにこだわりがあれば、それを伝えてブーケの内容を決めていきます。
自分に似合うブーケをオーダーメイドしたい場合には、実際にドレスを着用しているところを見てもらったり、画像として送ったりすることで、身長やスタイル、ドレスのタイプなどから、ぴったりであるブーケをカスタマイズしてもらうこともできます。
ブーケのおおよその内容が決まったら、出来上がりの見本を見せてもらったり、見積もりを立ててもらったりして、それを充分に確認します。
インターネットのショップなどでブーケのオーダーメイドをする場合には、挙式のどのくらい前にブーケが届くのか、どのような配送方法をとるのかといったことも確認しておきたいものです。
これらのオーダーメイドの流れはフルオーダーでブーケを発注する場合のものですが、既に出来上がっているブーケに少しアレンジをしてもらうというセミオーダーをすることもできます。
セミオーダーの場合は、一からブーケのカスタマイズをするわけではありませんが、今あるブーケに希望するお花や色を足したり、飾りを加えたりすることで、オリジナリティのあるブーケに仕上げることができる方法です。
フルオーダーと比べると比較的費用も低く抑えることができ、自分だけのブーケという感覚も充分に味わうことができるので、セミオーダーもお勧めです。
ブライダルのときだけではないブーケ
ブーケは、単なるブライダルの小道具の1つではなく、ドレスに合うもの、自分に合うもの、人とは違ったオリジナリティのあるブーケを探してこだわる人も多くいます。
そのようなブーケにこだわりがある人たちにお勧めなのは、自分だけのブーケをオーダーメイドで作る方法となります。
ブーケを持つ花嫁さんの身長や、結婚式で着る予定のドレス、好みなどからぴったりのブーケをカスタマイズすることができ、オーダーメイドで、自分だけのブーケを実現することができます。
また、こだわって作ってもらったブーケは、ブライダルのときだけではなく、素敵なスタンドやケースなどを用意して、新居のインテリアとして飾っておくことができます。
飾られているブーケは美しいだけではなく、存在感があるものですので、飾ってあるブーケを見るたびに、結婚式の感動が蘇ってくるような思いになるかもしれません。
こだわりのあるブーケを長く保管しようと考えるときには、ブーケを選ぶときに、お花選びにもこだわっていたいものです。
シルクフラワーでのブーケなら、結婚式後も乾燥したり、水やりをしたりする心配はなく、きれいな状態のまま、いつまでも保管することができますので、ブーケを長く飾っていたい人に向いています。
また最近人気が高いブリザーブドフラワーのブーケも、長期にわたって保管するための加工がされていますので、こだわりを持って作ったブーケをきれいな状態のまま飾るために優れたお花であるといえます。
お花やブーケに関してさらに極めたいという人は、お花やブーケについて勉強してブーケアドバイザーの資格をとって、関連する仕事に就くこともできます。
自分自身のブライダルを機会として、ブーケアドバイザーという仕事を知り、結婚後に勉強してブーケの専門家となる人もいるそうです。
またそのブーケアドバイザーを養成するブーケマイスターという資格もあり、ブーケアドバイザーから一歩進んで、ブーケの世界を広げたいという人に向いています。
ブーケマイスターとは
お花やブーケに関する専門的な知識を持っているブーケアドバイザーと呼ばれる人たちがいて、ブライダルの機会にはそのような人と知り合いになることもあるかと思います。
ブーケアドバイザーはブーケ作りにこだわりを持つということを極めているスペシャリストで、ブーケアドバイザーの資格をとることで、ブーケ作りに関連する仕事をより広めることができるようになっています。
ブーケアドバイザーはブーケ作りの講習会などで講師をすることができるほか、ブライダル関連の業界で仕事をすることができますので、ホテルや結婚式場などでブーケを選ぶときにブーケアドバイザーがいれば、ブーケについて相談することができます。
ブーケアドバイザーの活躍の場所はブライダル関連であることが多いのですが、日常のあらゆる場面でのプレゼントやインテリアなどでお花を活用したアイデアを提供することもできます。
また、そのようなブーケアドバイザーを養成することができる講師の資格を持っているのがブーケマイスターと呼ばれる人たちです。
ブーケマイスターは、ブーケアドバイザーからさらに一歩進んだ、ブーケへのこだわりを持っている人であるということができます。
元々自分自身が結婚するまでは、お花やブーケなどに専門的な知識はなく、ブーケを作ることも初めてであった人が、初めてのブーケ作りを機会として、お花やブーケ作りに興味を持つということもあります。
あらためて、お花やブーケについての勉強をしたうえで、ブーケアドバイザーなどの専門資格をとって、新たにお花やブーケに関わる仕事をしてみようという人も増えています。
ブーケアドバイザーやブーケマイスターなどの資格を持ち、スペシャリストとして、お花やブーケを見るようになると、それまでは見えてこなかったお花やブーケの魅力について気がつく部分があるかもしれません。
ブーケにこだわりを持って、極めるということは、自分自身のこれからの世界が広がるということにもなるのです。